練行足インジケーター

非時系列チャートの練行足(れんこうあし)を紹介します。時系列チャートは、ひとつの足に対してひとつの時間が対応しています。これに対して時間を考慮せず、値動きのみを分析するのが非時系列チャートです。価格の動きのみを追いかけられます。

「FX攻略.com」という書籍の特集で知りました。練行足の説明は、書籍の特集サイト「練行足×移動平均線MT4インジケーター」にありますので参照してください。このサイトから応募すると「練行足×移動平均線MT4インジケーター」がダウンロードできます。ただし、使用期間が2019年5月31日までとなっています。

 ダウンロードして試用してみましたが、通常のローソク足と異なり時間で価格が上下しないため、冷静に価格の動きのみを追いかけられます。練行足自体の移動平均線も表示されます。そこがこのインジケーターのポイントのようです。

 移動平均線が無いフリーの練行足インジケーターは「RENKO.mq4」で検索すると見つかります。移動平均線付きは有料で30USDですが、MQL5.comの「RenkoMaSignals」にありました。こちらはさらに高機能で2本の移動平均線に対応しており、売買シグナルは矢印で、ストップロスの価格はひし形で表示されます。売買シグナルは、インジケーターバッファに出力されるので、EAからカスタムインジケーターとして利用できます。

下のチャートは、ドル円の15分足です。

上のチャートに対応した練行足チャート(RenkoMaSignals)です。価格の動きが良く分かります。2本の移動平均線も表示されています。これでもう惑わされません(笑)。

こちらのページに、TradingViewの「練行足チャート」の解説があります。いくつかの一般的な使い方としては、基本的なサポート&レジスタンスレベルやブレイクアウトを見つけたり、追加インジケーターでシグナルを生成させるといったものが記述されています。

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