MT4 トレンドチェックMTF

概要

マルチタイムフレーム分析で、トレンドが出ているのか、レンジ相場になっているのかが、一目で分かるMT4インジケーターです。

このインジケーターを使うと、相場状況を簡単に見極めることができます。そして、日々のトレードのチャンスを探し出すことができます。

どの通貨ペアでも、相場の状況は基本的にトレンド相場かレンジ相場のいずれかです。トレーダーが最初にすべきことは、現在の相場がどちらなのかを見極めることです。

トレンドが出ている相場であれば、上昇トレンドの押し目を買い、下降トレンドの戻りを売ることで、勝率は高くなります。レンジ相場で買われ過ぎや売られ過ぎの水準にあれば、レンジトレードには打ってつけの相場状況といえます。

トレードする前に、まずは日足でトレンド相場かレンジ相場かを判断します。マルチタイムフレーム分析は、全体のトレンドを日足で確認し、具体的な仕掛けのタイミングをイントラデイチャートで決めます。

トレンド相場であれば、下位足も同じ方向にトレンドが揃っているか確認します。同じ方向にトレンドが揃っていれば、トレンドがまだしばらくの間続くという裏付けになります。

レンジ相場であれば、下位足のトレンドが弱いことを確認します。トレンドが弱ければ、レンジ相場がまだしばらくの間続くという裏付けになります。

「通貨ペア&時間足高速チェンジ」と併用すると、本のページをめくるように、連続的に通貨ペアの相場状況を簡単にチェックできます。

↓チャートはクリックすると拡大します。

指標とシンボルの説明

各指標とシンボルの説明を下表に示します。

トレンド相場を識別する

ADXはトレンドの強さを判断する指標です。ADXが25以上で上向きあればトレンドが発生していることになります。一般的にはその数値が大きければ大きいほど、トレンドは強いと判断します。

トレンド相場を見つけるには、日足の「ADX25以上」が「↑」（上向き）でADXが高い通貨ペアを探します。次に、価格が移動平均を上回るか、下回るかすれば、それはトレンド相場の可能性があります。移動平均がトレンドと同じ方向にパーフェクトオーダーが成立していれば、トレンドの発生に対して、さらに確信を強めることができます。ボリンジャーバンドがトレンドと同じ方向のσ1以上であることも確認します。

複数の条件が成立していれば、トレンド相場と判断します。