概要
「ダウ理論トレンドモニター」の機能を拡張するアドオンとして作製しましたが、通常のインジケーターのため「ダウ理論トレンドモニター」が無くても単体で使用できます。
多くのトレーダーが注目しているダウ理論に基づいた上目線(買い目線)、下目線(売り目線)の方向をサブウィンドウにMTFで表示します。
MTFで目線が一致するとトレードの優位性が上がります。
目線の転換は、アラート音、アラートダイアログ、スマートフォンMT4プッシュ通知、メールでお知らせします。
単独で動作しますので、他のインジケーターと組み合わせて、目線を知りたい場合に利用できます。
メインウィンドウには、説明用に「ダウ理論トレンドモニター」を表示しています。
↓チャートはクリックで拡大します。
使用方法
「ダウ理論線形回帰チャネル」、「ダウ理論目線シグナルPro」、「ダウ理論目線シグナル」、「ダウ理論トレンドライン」に同梱の「abcFX_DowCommonMTF.ex4」は、同じファイルのため1つだけインストールしてください。
MTFは全ての時間足に対応しています。(M1, M5, M15, M30, H1, H4, D1, W1, MN)
1つのチャートに複数の時間足のインジケーター(アドオン)が適用できます。
MTFは、チャートの時間足の上位足を表示できます。下位足は自動的に非表示になります。
チャートの時間足よりも下位のMTFは、信頼性の無いデータになりますので、非表示になります。例えば、日足のチャートでは4時間足のMTFは非表示です。(通常どのインジケーターでも下位のMTFは信頼性の無いデータになります)
インジケーターをチャートに最初に適用した時に、一部のオブジェクトが表示されない場合は、表示切替キーを押してください。通貨ペア、時間足切り替え時に前回の表示状態を記憶するための仕様になります。
上位足の目線は、切り替わった瞬間に表示が変わりますが、チャート時間足を変更して元の時間足に戻した場合は、上位足時間からの表示になります。例えば、5分足チャートで1時間足の目線は、00分のローソク足からの表示になります。
よくあるご質問
MTF表示で上位足の目線が表示されない、または目線の表示が異なる場合の対応方法になります。
例えば、5分足チャートで、日足の目線が表示されないケースを説明します。
原因は、ヒストリカルデーターの不足になります。
目線はチャートのもっとも古いバーから計算しているため、MTFで上位足を表示した場合に過去のデータが足りないと、目線が表示されない、または目線の表示が異なる場合があります。
例えば、「チャートの最大バー数」が「10,000」の場合に、5分足チャートにMTFで日足を表示したとすると、約34日分(5分×10,000÷60分÷24時間)のヒストリカルデータから日足の指標を計算することになりますので、チャート形状によっては、目線が表示されない、または目線の表示が異なる場合があります。
各時間足の最大バー数は、「MT4のツールメニュー > オプション > チャート > チャートの最大バー数」です。MT4の仕様で、全ての時間足で最大バー数は同じになるため、下位足になるほど古いデータは存在しなくなります。「チャートの最大バー数」を大きくし、ヒストリカルデータを保存してご使用ください。
「チャートの最大バー数」変更後は、MT4の再起動が必要です。
「チャートの最大バー数」を大きくしすぎると計算に時間がかかりますので、適度に調整してください。
「チャートの最大バー数」を変更しても、ブローカーによってはヒストリカルデーターを配信していない場合があります。
ヒストリカルデーター数は、「MT4のツールメニュー > ヒストリーセンター > 該当の通貨ペア > 5分足」で表示されるリストの「データベース: AAAAA / BBBBB レコード」の「BBBBB」になります。「AAAAA」は、チャートに表示されているバー数(チャートの最大バー数)になります。
ヒストリカルデーターが不足している場合は「ダウンロード」ボタンで取得できますが、ブローカーの価格と異なります。
ブローカーのヒストリカルデーターの入手方法については、ご利用口座のブローカーにお問い合わせください。
パラメーター
ダウンロード
MT4 ダウ理論目線シグナル 最新バージョン:Ver 1.09 (2023年5月20日) abcFX_DowDirectionMTF.ex4 (Ver 1.04) abcFX_DowCommonMTF.ex4 (Ver 1.09) GogoJungleからダウンロード |
更新履歴
■Ver 1.00 (2019年10月22日)
・リリース
■Ver 1.01 (2019年10月24日)
・他のサブウィンドウの高さが調整できない問題を改修
<削除されたパラメーター>
・サブウインドウの高さ(pixel)
■Ver 1.02 (2019年12月2日)
・内部処理を最適化
・「アラートは確定足の終値で判定」パラメーターの削除
<削除されたパラメーター>
・アラートは確定足の終値で判定
■Ver 1.03 (2020年7月23日)
・MTF版リリース
・通常版公開停止
■Ver 1.04 (2020年7月30日)
▼abcFX_DowDirectionMTF
・チャート上に表示されるインジケーター名を「abcFX_DowDirectionMTF」に変更
▼abcFX_DowCommonMTF
・MTFで高値/安値抜けは確定足の終値で判定しない不適合を改修
■Ver 1.05 (2020年11月3日)
・上位時間足のMTF設定の場合にアラートがでない問題を改修
■Ver 1.06 (2021年1月5日)
・インジケーターが描画されているサブウィンドウの番号を取得する処理を変更
■Ver 1.07 (2021年5月4日)
▼abcFX_DowCommonMTF
・同一足でスイングハイとスイングローを検出した場合の処理を変更
・ZigZagの高値及び安値の頂点が確定した場合の処理を一部変更
・高値上抜け時及び安値下抜け時の処理を一部変更
■Ver 1.08 (2021年6月20日)
・スイングハイとスイングローの判定を確定足のみで行うように変更
■Ver 1.09 (2023年5月20日)
・バージョン情報のリンクを削除
▼abcFX_DowCommonMTF
・ひとつのローソク足で高値と安値を同時に更新したときに目線が消失しないように変更
<免責事項>
当サイトは投資の助言、あるいは勧誘等を目的したものではありません。当サイトの情報及び配布物で被った如何なる損害についても、当サイト運営者は一切の責任を負いません。