サイクル理論(2023年10月8日)

ドル円に関するサイクル理論を用いた環境認識をお届けします。

このチャート分析が皆様の参考になれば幸いです。

週末の終値を示すチャートを掲載しております。クリックすると、チャートは拡大表示されます。

USDJPY 4時間足

ドル円の4時間足を基に、サイクル理論を用いてテクニカル分析を行います。サイクル理論は、市場の動きが繰り返される周期を持つと考えるものです。これにより、将来的な動きの予測が可能となります。

現在のレートは149.26円となっています。起点のボトムは9月21日の147.32円で、現在のボトムは58本目の148.26円、トップは49本目の150.15円となっています。サイクル理論の観点から「ライトトランスレーション」が形成されていると考えられます。

なお、起点のボトムから現在のボトムまでの動きを考察すると、新たなサイクルが始まっている可能性が高いです。サイクルの中間地点を過ぎ、現在は右側の移行フェーズ、すなわち「ライトトランスレーション」に入っていることから、起点のボトムからの上昇トレンドが継続していると判断できます。

「ライトトランスレーション」のフェーズは、サイクルの終わりに近づくと共にトレンドが弱まる可能性が考えられます。しかし、現在のレートが149.26円と、ボトムの148.26円よりも高い点を考慮すると、短期的な上昇トレンドはまだ継続していると予想されます。ただし、49本目の150.15円のトップを超えることができるかどうかが、今後の大きな注目ポイントとなります。そのレベルを突破することができれば、さらなる上昇が期待されますが、反発してしまうと短期的な調整が入る可能性も考えられます。

このような分析を簡単に行えるのが「サイクル理論ローソク足カウンター」の魅力です。正確でタイムリーな環境認識を手助けしてくれるこのツールは、トレーダーの皆さんには欠かせないアイテムとなること間違いなしです。

サイクル理論の詳しい説明は、こちらのページをご参照ください。

サイクル理論ローソク足カウンター

<免責事項>
当サイトは投資の助言、あるいは勧誘等を目的したものではありません。当サイトの情報及び配布物で被った如何なる損害についても、当サイト運営者は一切の責任を負いません