サイクル理論(2023年10月15日)

ドル円に関するサイクル理論を用いた環境認識をお届けします。

このチャート分析が皆様の参考になれば幸いです。

週末の終値を示すチャートを掲載しております。クリックすると、チャートは拡大表示されます。

USDJPY 4時間足

ドル円の4時間足を基に、サイクル理論を用いてテクニカル分析を行います。サイクル理論は、市場の動きが繰り返される周期を持つと考えるものです。これにより、将来的な動きの予測が可能となります。

現在のレートは149.55円です。1つ目のチャートで示すように、10月10日の148.16円を起点のボトムとして、現在は24本目のローソク足に位置しています。18本目のトップは149.82円、22本目のボトムは149.45円です。

2つ目のチャートで示すように、前回のサイクルの終点のボトムは75本目に位置しており、「ライトトランスレーション」が形成されました。ライトトランスレーションとは、サイクルのトップがサイクルの後半部分に位置します。これは強い上昇トレンドの兆しとされます。この事実を踏まえると、10月10日の148.16円のボトムは、新たな上昇サイクルの始まりと解釈できる可能性が高まります。

加えて、1つ目のチャートで示すように、起点のボトムからの上昇で、18本目に149.82円のトップを形成し、その後22本目に149.45円のボトムを形成していることから、上昇トレンドの中での調整が行われているとも解釈できます。

前回のサイクルがライトトランスレーションであること、そして現在のレートが起点のボトムよりも高い位置にあることを考慮すると、新たなサイクルが始まっている可能性が高いです。特に、現在のボトムが22本目で149.45円と、起点のボトムよりも高い位置にあることから、このサイクルは上昇トレンドの中に位置していると考えられます。

ライトトランスレーションの特性と、現在のレートが前回のボトムよりも高い点を考慮すると、中期的な視点でのドル円のトレンドは上昇を継続する可能性が高いと考えられます。

このような分析を簡単に行えるのが「サイクル理論ローソク足カウンター」の魅力です。正確でタイムリーな環境認識を手助けしてくれるこのツールは、トレーダーの皆さんには欠かせないアイテムとなること間違いなしです。

サイクル理論の詳しい説明は、こちらのページをご参照ください。

サイクル理論ローソク足カウンター

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