概要

サポート及びレジスタンスレベルとして意識される様々な始値/終値、高値/安値をチャートに表示するMT4インジケーターです。

シンプルだけどありそうでなかったインジケーターです。

過去検証機能が付いています。
日足・週足・月足のそれぞれの始値を接続したバンドラインを表示できます。
垂直線を左右に移動させて、垂直線の日付を基準に様々な始値/終値・高値/安値を表示することができます。

表示できる価格は下記になります。

  • 今日始値(DO)
  • 今週始値(WO)
  • 今月始値(MO)
  • 前日始値(YDO)・終値(YDC)
  • 先週始値(LWO)・終値(LWC)
  • 先月始値(LMO)・終値(LMC)
  • 今日高値(DH)・安値(DL)
  • 前日高値(YDH)・安値(YDL)
  • 今週高値(WH)・安値(WL)
  • 先週高値(LWH)・安値(LWL)
  • 今月高値(MH)・安値(ML)
  • 先月高値(LMH)・安値(LML)

機能

  • 日足・週足・月足のそれぞれの始値を接続したバンドラインを表示できます
  • 垂直線を左右に移動させて、垂直線の日付を基準に様々な始値/終値・高値/安値を表示することができます
  • 各ラインの表示/非表示が選択できます
  • 価格の表示/非表示が選択できます(共通設定)
  • 右側に表示されるため、他のインジケーターと一緒に使ってもチャートがスッキリ
  • ラインは水平線で表示することもできます
  • キー操作で、表示/非表示が切り替えできます
  • 特定の時間軸のみに表示できます
  • 価格のタッチ&ブレイクで通知します
  • タッチ&ブレイクの判定は、確定足の終値またはティック(ヒゲ)が選択できます
  • 通知は、アラーム音、アラートダイアログ、スマートフォンのMT4にプッシュ通知、メールが選択できます
  • ラインごとにアラートのON/OFFと再生音の設定ができます
  • 今日の始値のラインをMT4時刻0:00から引くことができます
  • 前日の高値・安値ラインを前日の高値・安値から引くことができます
  • 先週の高値・安値ラインを先週の高値・安値から引くことができます
  • 先月の高値・安値ラインを先月の高値・安値から引くことができます

使用方法

下のチャートは、ドル円の1時間足です。

右側に様々な始値・終値、高値・安値がラインで表示されます。

ラインが重なっても文字が重ならないようにシフトしています。各文字のシフトはパラメーターで自由に設定できます。

↓チャートはクリックで拡大します。

日足・週足・月足のそれぞれの始値を接続したバンドライン

垂直線の日付を基準に様々な始値/終値・高値/安値を表示

前日、先週、先月の高値/安値を起点にラインを表示

補足

デフォルトパラメーターのままチャートにセットするだけで使用できます。

MT4の「チャートの右端をシフト」にして使ってください。

様々な始値/終値・高値/安値ラインの表示/非表示は、「P」キーを押します。

垂直線の表示/非表示は、「I」キーを押します。

アラートは、現在表示されている様々な始値/終値・高値/安値のラインにタッチ&ブレイクで通知します。

様々な始値/終値・高値/安値ラインの表示の考え方は下記になります。
例えば、日足に、日足の高値・安値を表示しても意味がないため、見やすくなるように下記のように表示されます。
・4時間足以下は、全ての項目の始値・終値と高値・安値が表示されます。
・日足は、週と月の始値・終値と高値・安値が表示されます。
・週足は、月の始値・終値と高値・安値が表示されます。
・月足は、何も表示されません。

チャートに表示している「DH」などの文字列は、時間軸の足を基準に描画していますので、チャートをズームイン・アウトした場合に文字列同士が重ならないように表示移動幅で調整してください。表示移動幅1はローソク足1つ分です。移動幅のマイナスは、時間軸の過去方向になります。

トレード手法

日足の始値を基準に考えているトレーダーのストップロス後のトレンド方向へ乗る順張り手法になります。

↓チャートはクリックで拡大します。

1時間足に「日足の始値ライン」と短期RCI(期間9)を表示します。

「日足の始値ライン」の階段状の表示で、トレンド方向を確認します。

下降トレンドでは、当日の始値ラインから一旦上昇し、その後に始値ラインを下抜けたタイミングでエントリーします。

短期RCIが下向きであれば、ローソク足の確定を待たずにエントリーします。

損切りは当日の高値から少し離れたところに置きます。

利確は、短期RCIの方向転換で実行します。

利益が出てきたらストップロスを建値に移動することをお勧めします。

本インジケーターにRCIは同梱されていません。

チャートのRCIは、「RCIマジックシグナル」のインジケーターを使用しています。

パラメーター

テキストに日本語を設定する場合は、フォントを「MSゴシック」などの日本語フォントを設定します。

テキストの表示位置は「XXXの表示移動幅」で左右に調整できます。

ラインの表示位置は「ラインの表示移動幅」で左右に調整できます。

ラインのスタイルは、ライン幅が「2」以上の場合は「Solid」になります。

ラインの幅は、ラインスタイルが「Solid」(実線)場合に「1〜5」を設定できます。

ブローカーによってMT4時刻が異なるため、UTC(GMT)との時差を設定してください。(垂直線日本時間表示用)

サマータイムの判定は、UTCで行っています。

ラインが表示中のみアラートする場合は「アラートはラインが表示中のみ」を「true」に設定します。この場合の表示とは、表示切替キーによる表示/非表示のことです。

日足・週足・月足の始値バンドラインの色・幅・スタイルは、「色の設定」ダブで設定できます。

ラインごとにアラートのON/OFFと再生音の設定ができます

アラート音を再生する場合は「アラート音を再生」を「true」に設定します。

再生するアラート音は、「XXXのアラート音」にWAVファイル名を設定します。

WAVファイルは、MT4のターミナル(terminal.exe)と同じ階層の「Sounds」ファルダ内に保存されている必要があります。

個別にラインのアラートをOFFにしたい場合は、「XXXのアラート音」に何も設定しないと、アラートの全ての通知がOFF(対象外)になります。

「スマートフォンのMT4に送信」の設定方法は、「MT4通知設定」のページをご覧ください。

「MT4のメールを送信」の設定方法は、「メール送信設定」のページをご覧ください。

インジケーターから、スマートフォンのMT4に通知、メール送信を行うには、MT4が起動している必要があります。MT4の24時間稼働には、Windows VPS が便利です。

ダウンロード

MT4 様々な始値/終値・高値/安値
最新バージョン:Ver 1.10 (2021年2月19日)
abcFX_PriceHL.ex4
GogoJungleからダウンロード

■Ver 1.00 (2019年7月7日)
・リリース

■Ver 1.01 (2019年12月22日)
・アラート機能を追加

<追加されたパラメーター>
・アラートは確定足の終値で判定
・アラート音を再生
・アラート音
・アラートダイアログを表示
・通知を送信
・メールを送信
・メール件名
・ラインを上昇でタッチ時のメール本文
・ラインを下降でタッチ時のメール本文

■Ver 1.02 (2019年12月23日)
・ショートカットキーでラインとテキストの表示/非表示を切り替える機能を追加

<追加されたパラメーター>
・ラインを[P]キーで表示/非表示
・ラインを[P]から変更するキーコード
・ラインを初期状態で表示
・アラートはラインが表示中のみ

■Ver 1.03 (2020年4月8日)
・先週の始値・終値の表示機能を追加
・先月の始値・終値の表示機能を追加
・メール及びアラートのタイトルに、通貨ペアと時間軸、メッセージを追加

<追加されたパラメーター>
・先週の始値・終値の表示
・先週の始値・終値のラインのスタイル
・先週の始値・終値のラインの幅
・先週の始値・終値の表示移動幅
・先週の始値のテキスト
・先週の終値のテキスト
・先週の始値の色
・先週の終値の色
・先月の始値・終値の表示
・先月の始値・終値のラインのスタイル
・先月の始値・終値のラインの幅
・先月の始値・終値の表示移動幅
・先月の始値のテキスト
・先月の終値のテキスト
・先月の始値の色
・先月の終値の色

■Ver 1.04 (2020年4月19日)
・価格の表示機能を追加

<追加されたパラメーター>
・価格のテキストを表示

■Ver 1.05 (2020年5月14日)
・今日の始値の表示機能を追加
・表示切替キーの状態を通貨ペア、時間軸を切り替えても記憶するように変更
・表示切替キーの選択をダウンドロップに変更
・表示時間軸が選択できる機能を追加
・パラメーターのグルーピングタイトルを追加

<追加されたパラメーター>
・今日の始値の表示
・今日の始値のラインのスタイル
・今日の始値のラインの幅
・今日の始値の表示移動幅
・今日の始値のテキスト
・今日の始値の色
・表示切替キー
・表示する時間足

<削除されたパラメーター>
・ラインを[P]キーで表示/非表示
・ラインを[P]から変更するキーコード
・ラインを初期状態で表示

■2020年5月18日
・名称を「様々な高値・安値」から変更

■Ver 1.06 (2020年6月28日)
・今週の始値の表示機能を追加
・今月の始値の表示機能を追加
・バージョン情報表示にアイコンを追加
・パラメーター名を一部変更
・アラートダイアログのタイトルに時間足を追加
・メールの表題に時間足を追加
・スマートフォンのMT4に通知するフォーマットを変更

<追加されたパラメーター>
・今週の始値の表示
・今週の始値のラインスタイル
・今週の始値のライン幅
・今週の始値の表示移動幅
・今週の始値のテキスト
・今週の始値の色
・今月の始値の表示
・今月の始値のラインスタイル
・今月の始値のライン幅
・今月の始値の表示移動幅
・今月の始値のテキスト
・今月の始値の色

■Ver 1.07 (2020年8月19日)
・今日の始値のラインをMT時刻0:00から引く機能を追加
・各ラインごとにアラートON/OFFとアラート音を設定できる機能を追加

<追加されたパラメーター>
・今日の始値のラインをMT時刻0:00から引く
・今日の始値のアラート音
・今週の始値のアラート音
・今月の始値のアラート音
・前日の始値のアラート音
・前日の終値のアラート音
・先週の始値のアラート音
・先週の終値のアラート音
・先月の始値のアラート音
・先月の終値のアラート音
・今日の高値のアラート音
・今日の安値のアラート音
・前日の高値のアラート音
・前日の安値のアラート音
・今週の高値のアラート音
・今週の安値のアラート音
・先週の高値のアラート音
・先週の安値のアラート音
・今月の高値のアラート音
・今月の安値のアラート音
・先月の高値のアラート音
・先月の安値のアラート音

<削除されたパラメーター>
・アラート音

■Ver 1.08 (2020年8月24日)
・垂直線を基準に様々な始値/終値・高値/安値を引く機能を追加
・日足の始値を接続するラインを追加
・週足の始値を接続するラインを追加
・月足の始値を接続するラインを追加
・「今日の始値の表示移動幅」のパラメーターの型を改修

<追加されたパラメーター>
・垂直線表示切替キー
・垂直線のスタイル
・垂直線の幅
・垂直線の色
・ラインを垂直線から引く
・MT4時刻(夏)=UTC+?
・MT4時刻(冬)=UTC+?
・時刻のフォーマット
・時刻の色
・時刻のフォント
・時刻のフォントサイズ

■Ver 1.09 (2020年12月23日)
・パラメーター名を一部変更
・垂直線表示の時は今日の始値をMT時刻0:00から引かないように変更
・前日の高値・安値ラインを前日の高値・安値から引く機能を追加
・先週の高値・安値ラインを先週の高値・安値から引く機能を追加
・先月の高値・安値ラインを先月の高値・安値から引く機能を追加

<追加されたパラメーター>
・前日の高値・安値を前日の高値・安値から引く
・先週の高値・安値を先週の高値・安値から引く
・先月の高値・安値を先月の高値・安値から引く

■Ver 1.10 (2021年2月19日)
・水平線として表示する機能を追加
・Pipsを表示する機能を追加
・表示移動幅の初期値を1に統一
・価格表示の初期値を表示に変更
・日足の始値ラインの初期値を非表示に変更
・週足の始値ラインの初期値を非表示に変更
・月足の始値ラインの初期値を非表示に変更
・ラインタッチのメッセージを一部変更
・アラート通知の内容を一部変更

<追加されたパラメーター>
・ラインを右端に寄せる
・Pipsを表示

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