概要
3本のRCI(Rank Correlation Index)を使用して、各RCIの方向をサブウィンドウに表示するMT4インジケーターです。
RCIについては、「RCI3シグナル」のページをご覧ください。
RCIのトレードにおいては、RCIの方向を認識することが重要です。
「RCI3超強気」を利用すると、RCI 3本の方向をチャート上にMTFで表示することができます。
短期RCIと中期RCI(長期RCI)が同じ方向を向いた時は「強気」、3本のRCI全てが同じ方向を向いた時は「超強気」戦略になります。
RCI3本の方向の組み合わせで、上昇/下降の強さを7レベルで表示し、状態変化をアラートします。
下のチャートのサブウィンドウ1に表示されているのが、「RCI3超強気」になります。
上から短期RCI、中期RCI、長期RCIで、ピンクが上向き、ブルーが下向き、白が横向きを示します。
サブウィンドウ右上に、現在のローソク足のRCIの強さを7レベルで表示します。
「強気」および「超強気」の使い方は、FX情報誌「FX攻略.com」のページで紹介されています。
サブウィンドウ2に表示されているインジケーターについては、「RCI3シグナル」のページをご覧ください。
「RCI3シグナル」と「RCI3超強気」 のセットは、「RCI3セット」のページをご覧ください。
機能
- マルチタイムフレーム(MTF)に対応(M1, M5, M15, M30, H1, H4, D1, W1, MN)
- RCI3本の方向の組み合わせで、上昇/下降の強さを7レベルで表示
- サブウィンドウに現在のレベルを表示
- 各レベルごとにアラートのON/OFFが設定可能
- アラートは、確定足の終値または現在足の終値(リアルタイム値)が選択可能
- アラートをメインチャートに矢印とレベル番号で表示
- 最新アラートのみを表示可能(チャートが矢印とレベル番号でごちゃごちゃになりません)
- アラート音を再生
- アラートダイアログを表示
- アラートをスマートフォンのMT4にプッシュ通知
- アラートをMT4のメールに送信
アラートを現在足の終値(リアルタイム値)で判定の場合、同一のローソク足で何度も通知が出ないように、最初の1回目の検出のみを通知します。
上昇/下降の強さのレベルとパターン
短期、中期、長期の各RCIごとに閾値を設定して、閾値以上であれば横向きまたは下向きは上向きとする機能があります。
同様に、閾値以下であれば横向きまたは上向きは下向きとすることができます。
MTF対応
MTFは全ての時間足に対応しています。(M1, M5, M15, M30, H1, H4, D1, W1, MN)
MTFは、チャートの時間足の上位足を表示できます。下位足は自動的に非表示になります。
チャートの時間足よりも下位のMTFは、信頼性の無いデータになりますので、非表示になります。例えば、日足のチャートで4時間足のMTFは非表示です。(通常どのインジケーターでも下位のMTFは信頼性の無いデータになります)
下のチャートは、5分足のメインチャートに、「RCI3超強気」の1時間足(サブウィンドウ1)と5分足(サブウィンドウ2)をMTF表示しています。
パラメーター
デフォルトパラメーターのままチャートにセットするだけで使用できます。
パラメーターは沢山ありますが、ほとんどがアラートに関するものです。
アラートダイアログのタイトルが、矢印(日本語フォント)で文字化けしないように、メッセージを表示しないようにしています。メッセージを表示したい場合は、パラメーター「アラートダイアログの1行目にメッセージを表示」を「true」に設定してください。
「スマートフォンのMT4に送信」の設定方法は、「MT4通知設定」のページをご覧ください。
「MT4のメールを送信」の設定方法は、「メール送信設定」のページをご覧ください。
インジケーターから、スマートフォンのMT4に通知、メール送信を行うには、MT4が起動している必要があります。MT4の24時間稼働には、Windows VPS が便利です。
カラーは、「色の設定」から変更できます。
0, 1, 2:短期RCIの上, 下, 横向き
3, 4, 5:中期RCIの上, 下, 横向き
6, 7, 8:長期RCIの上, 下, 横向き
ダウンロード
MT4 RCI3超強気 |
■Ver 1.00 (2019年11月21日)
・リリース
■Ver 1.01 (2020年1月19日)
・マルチタイムフレーム(MTF)に対応
・パラメーターのアラートメッセージを一部変更
・内部処理の最適化
■Ver 1.02 (2020年7月4日)
・バージョン情報にアイコンを追加
・パラメータ名の一部変更
・メインチャートに矢印を表示する機能を追加
・メインチャートにレベルを表示する機能を追加
・情報表示に時間足の表示を追加
・情報表示をパラメーターのレベルのメッセージに変更
・アラートダイアログの1行目に通貨ペアと時間足とメッセージを追加
<追加されたパラメーター>
・矢印を表示
・最新の矢印のみを表示
・矢印のサイズ
・矢印を背景として表示
・上矢印の色
・下矢印の色
・レベルを表示
・最新のレベルのみを表示
・レベルのフォント
・レベルのフォントサイズ
・レベルを背景として表示
・上昇レベルの色
・下降レベルの色
・時間足を表示
・時間足の色
・レベルを表示
・レベルの色
・レベルに該当しない場合のメッセージ
・情報表示の行間隔
・アラートダイアログの1行目にメッセージを表示
<削除されたパラメーター>
・情報の表示
・情報表示の色
・情報表示のコーナー
■Ver 1.03 (2020年7月10日)
・サブウィンドウのMTF表示を変更(変化点のみの表示ではなくなりました)
■Ver 1.04 (2020年9月3日)
・同一チャートにインジケーターを複数適用した場合に右上の情報が表示されない不適合を改修
■Ver 1.05 (2021年1月5日)
・インジケーターが描画されているウィンドウの番号を取得する処理を変更
■Ver 1.06 (2022年2月27日)
・短期/中期/長期RCIが閾値以上であれば横向きまたは下向きは上向きとする機能を追加
・短期/中期/長期RCIが閾値以下であれば横向きまたは上向きは下向きとする機能を追加
<追加されたパラメーター>
・短期RCIが閾値A以上であれば下向きは上向きとする
・短期RCIが閾値A以上であれば横向きは上向きとする
・短期RCIの閾値A
・短期RCIが閾値B以下であれば上向きは下向きとする
・短期RCIが閾値B以下であれば横向きは下向きとする
・短期RCIの閾値B
・中期RCIが閾値A以上であれば下向きは上向きとする
・中期RCIが閾値A以上であれば横向きは上向きとする
・中期RCIの閾値A
・中期RCIが閾値B以下であれば上向きは下向きとする
・中期RCIが閾値B以下であれば横向きは下向きとする
・中期RCIの閾値B
・長期RCIが閾値A以上であれば下向きは上向きとする
・長期RCIが閾値A以上であれば横向きは上向きとする
・中期RCIの閾値A
・長期RCIが閾値B以下であれば上向きは下向きとする
・長期RCIが閾値B以下であれば横向きは下向きとする
・長期RCIの閾値B
<免責事項>
当サイトは投資の助言、あるいは勧誘等を目的したものではありません。当サイトの情報及び配布物で被った如何なる損害についても、当サイト運営者は一切の責任を負いません。