概要
スイングハイ・スイングローに基づく高値・安値と戻り高値・押し安値をチャートに表示し、ダウ理論による環境認識を行うMT4インジケーターです。
「スイングハイ・スイングローPro」を利用することで、環境認識とトレードの優位性が上がります。
- 環境認識をルール化することで、相場分析のレベルが向上します
- 上目線(買い相場)・下目線(売り相場)が一目で分かります
- スイングハイ・スイングローにより明確な高値・安値をチャート上に表示します
- 戻り高値・押し安値をチャート上にラインで表示します
- トレンド転換が視覚的に分かります
- トレンドをダウ理論で追従します
- トレーリングストップに活用できます
- マルチタイムフレーム(MTF)による分析ができます
- トレンド転換をアラートで通知します
- トレンド転換は、確定足の終値または現在足の高値/安値が選択できます
- アラートは、アラート音、アラートダイアログ、スマートフォンのMT4にプッシュ通知、メールでお知らせします
- 1つのチャートに複数のMTFを表示させて、キー操作で各MTFの表示/非表示が切り替えできます
- リペイント(再描画)はありません
高値・安値
高値・安値は、多くの人が使うスイングハイ(高値)・スイングロー(安値)という方法で定義付けをします。
スイングハイ・スイングローは、フラクタルというテクニカル指標の考え方を利用しています。「両側により安い高値/高い安値がN本ある足」を探すというシンプルな方法です。
スイングハイ・スイングローのルールを説明します。
スイングハイ:最高値より低い高値のローソク足が、最高値を中心に左右に6本存在する
スイングロー:最安値より高い安値のローソク足が、最安値を中心に左右に6本存在する
左右の足の本数は自由に設定できます。一般的に左右のローソク足は5〜6本とされています。
戻り高値がきれいに切り下げているチャートをサンプルに示します。下のチャートの青ラインが戻り高値になります。
スイングハイ・ローに基づく高値・安値は「○」で表示されますが、戻り高値・押し安値は「●」で表示されます。
水平線は、パラメーターで表示/非表示を設定できます。右方向に表示する長さも設定できます。
下のチャートは、下降トレンドから上昇トレンドに転換して、再び下降トレンドに転換するチャートのサンプルになります。青ラインが戻り高値、赤ラインが押し安値になります。
戻り高値・押し安値がラインで表示されるとトレンドの判断が明確になります。
戻り高値・押し安値はトレンドに追従するため、それに合わせてストップを変更(手動トレーリングストップ)していくことで、損失を抑えながら利益を確保することができます。
MTF対応
MTFは全ての時間足に対応しています。(M1, M5, M15, M30, H1, H4, D1, W1, MN)
1つのチャートに複数の時間足の「スイングハイ・スイングロー Pro」が適用できます。
MTFに異なるキーを割り付けて、表示/非表示が切り替えできます。
例えば、1つのチャートにインジケーターを3つ適用し、MTFで1時間足を設定して「A」キーを割り付けます。同様に、4時間足に「S」キー、日足に「D」キーを割り付ければ、各キーで表示/非表示が切り替えできるため、チャートが見やすくなります。
MTFは、チャートの時間足の上位足を表示できます。下位足は自動的に非表示になります。
チャートの時間足よりも下位のMTFは、信頼性の無いデータになりますので、非表示になります。例えば、日足のチャートで4時間足のMTFは非表示です。(通常どのインジケーターでも下位のMTFは信頼性の無いデータになります)
その他
インジケーターをチャートに最初に適用した時に、一部のオブジェクトが表示されない場合は、表示切替キー(初期値は「S」)を押してください。通貨ペア、時間足切り替え時に前回の表示状態を記憶するための仕様になります。
「スイングハイ・スイングロー」のプロ版になります。標準版とプロ版の違いは下記になります。
標準版:スイングハイ・ローをもとに、チャートに高値と安値の水平線を表示。通知無し。
プロ版:スイングハイ・ローをもとに、チャートに戻り高値と押し安値の水平線を表示。通知有り。
プロ版は、多くのトレーダーが注目しているダウ理論に基づいた戻り高値と押し安値を表示します。さらに、上目線・下目線の転換を通知します。
パラメーター
デフォルトパラメーターのままチャートにセットするだけで使用できます。
パラメーターは沢山ありますが、ほとんどがアラートに関するものです。
「スマートフォンのMT4に送信」の設定方法は、「MT4通知設定」のページをご覧ください。
「MT4のメールを送信」の設定方法は、「メール送信設定」のページをご覧ください。
インジケーターから、スマートフォンのMT4に通知、メール送信を行うには、MT4が起動している必要があります。MT4の24時間稼働には、Windows VPS が便利です。
ダウンロード
MT4 スイングハイ・スイングロー Pro |
■Ver 1.00 (2019年12月1日)
・リリース
■Ver 1.01 (2019年12月21日)
・過去の戻り高値・押し安値のシンボルの表示/非表示パラメーターを追加
・過去の戻り高値のシンボルの色の設定パラメーターを追加
・過去の押し安値のシンボルの色の設定パラメーターを追加
<追加されたパラメーター>
・過去の戻り高値・押し安値のシンボルを表示
・過去の戻り高値のシンボルの色
・過去の押し安値のシンボルの色
■Ver 1.02 (2020年7月5日)
・マルチタイムフレームワーク(MTF)に対応
・目線変更を確定足の終値で判定する機能を追加
・キー操作で表示/非表示できる機能を追加
・高値・安値のシンボルサイズの変更機能を追加
・高値・安値の価格サイズのパラメータを統一
・過去の戻り高値・押し安値のシンボルサイズの変更機能を追加
・バージョン情報にアイコンを追加
・パラメーターのグルーピングタイトルを追加
・パラメーター名を一部変更
・デフォルトのカラーを変更
<追加されたパラメーター>
・時間足
・目線変更は確定足の終値で判定
・表示切替キー
・高値・安値のシンボルのサイズ
・高値・安値の価格のサイズ
・過去の戻り高値・押し安値のシンボルのサイズ
<追加されたパラメーター>
・高値の価格のサイズ
・安値の価格のサイズ
■Ver 1.03 (2020年7月6日)
・アラートが2回発生する不適合を改修
■Ver 1.04 (2020年8月1日)
・MTFの目線転換が確定足の終値で判定されていない不適合を改修
・パラメーターグルーピング名
■Ver 1.05 (2021年6月20日)
・アラートメッセージを一部変更
・同一足でスイングハイとスイングローを検出した場合の処理を変更
・ZigZagの高値及び安値の頂点が確定した場合の処理を一部変更
・高値上抜け時及び安値下抜け時の処理を一部変更
・スイングハイとスイングローの判定を確定足のみで行うように変更を一部変更
・内部処理を一部変更
<免責事項>
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