サイクル理論(2024年1月6日)
ドル円に関するサイクル理論を用いた環境認識をお届けします。
このチャート分析が皆様の参考になれば幸いです。
週末の終値を示すチャートを掲載しております。クリックすると、チャートは拡大表示されます。
USDJPY 4時間足
ドル円の4時間足を基に、サイクル理論を用いてテクニカル分析を行います。サイクル理論は、市場の動きが繰り返される周期を持つと考えるものです。これにより、将来的な動きの予測が可能となります。
前のサイクルの分析:
起点のボトム: 12月7日、141.62円
トップ: 12月11日の13本目、146.58円
終点のボトム: 12月28日の85本目、140.24円
このサイクルはレフトトランスメーションの特性を示し、トップが早期に形成されたことが特徴です。
現在のサイクル:
起点のボトム: 12月28日、140.24円
トップ: 1月5日の30本目、145.97円
現在のボトム: 1月5日の31本目、143.80円
現在のレート: 1月5日の32本目、144.58円
現在のサイクルも、短期的にトップが形成されたことからレフトトランスメーションの傾向が見られます。
短期的展望:
現在のサイクルは、上昇傾向を示していますが、レフトトランスメーションの特性により、この上昇トレンドが持続するかは不確実です。
143.80円の最近のボトムがサポートレベルとして機能する可能性がありますが、このレベルを維持できない場合、さらなる下落が予想されます。
中長期的展望:
前のサイクルがレフトトランスメーションであったため、中長期的には市場は下降圧力にさらされる可能性があります。
現在のサイクルは、市場の下降から反転し、新たなトップを目指す動きを示す可能性がありますが、前のサイクルのトップである146.58円を超えることは予想されません。
結論:
ドル円の4時間足に基づくサイクル理論分析から、現在の市場はレフトトランスメーションの特性を示しており、短期的には上昇トレンドが見られるものの、中長期的には下降圧力が続くと予想されます。
このような分析を簡単に行えるのが「サイクル理論ローソク足カウンター」の魅力です。正確でタイムリーな環境認識を手助けしてくれるこのツールは、トレーダーの皆さんには欠かせないアイテムとなること間違いなしです。
サイクル理論の詳しい説明は、こちらのページをご参照ください。
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