サイクル理論(2024年4月7日)

ドル円に関するサイクル理論を用いた環境認識をお届けします。

このチャート分析が皆様の参考になれば幸いです。

週末の終値を示すチャートを掲載しております。クリックすると、チャートは拡大表示されます。

USDJPY 4時間足

ドル円の4時間足を基に、サイクル理論を用いてテクニカル分析を行います。サイクル理論は、市場の動きが繰り返される周期を持つと考えるものです。これにより、将来的な動きの予測が可能となります。

前のサイクルの分析:

起点のボトム: 3月8日、146.47円
トップ: 3月27日の77本目、151.97円
終点のボトム: 3月27日の79本目、151.02円
前のサイクルはライトトランスメーションであり、サイクルの終盤にトップが形成されました。

現在のサイクル:

起点のボトム: 3月27日、151.02円
暫定トップ: 4月3日の32本目、151.95円
現在のレート: 4月5日の45本目、151.62円
現在のサイクルは暫定ライトトランスメーションで、再びサイクル後半にトップが見られます。

ファンダメンタルズの影響:

151.97円付近での急伸後の反落は、152.00円付近の強力なレジスタンスが市場に意識されていることを示しています。今後の上昇は、このレジスタンスを超えることができるかにかかっています。来週の米消費者物価指数の発表は、市場の方向性に大きな影響を与える可能性があります。

短期的展望:

現在のレートが151.95円の暫定トップ近辺にあることから、短期的には152.00円の節目を超えるかどうかが注目されます。米経済指標の発表が良好であれば、このレジスタンスを突破し、新たな上昇トレンドが確立される可能性があります。

中長期的展望:

152.00円の長期的なレジスタンスが継続していることから、このレベルを超える動きが見られなければ、一定範囲内での動きが続くか、調整が入る可能性があります。中長期的なトレンドの方向性は、米経済指標の結果と市場の反応に強く依存することになります。

まとめ:

34年ぶりの高値圏である151.97円付近での動きと152.00円の強力なレジスタンスが今後の市場の方向性を左右します。短期的には、来週の米消費者物価指数の結果がカギを握ります。中長期的には、152.00円のレジスタンスを突破するかどうかが重要な指標となり、これが成功すれば新たな上昇トレンドが期待できますが、失敗すると市場は調整期に入る可能性があります。

このような分析を簡単に行えるのが「サイクル理論ローソク足カウンター」の魅力です。正確でタイムリーな環境認識を手助けしてくれるこのツールは、トレーダーの皆さんには欠かせないアイテムとなること間違いなしです。

サイクル理論の詳しい説明は、こちらのページをご参照ください。

サイクル理論ローソク足カウンター

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