3本のRCI(Rank Correlation Index)を使用してエントリーのシグナルを発信するMT4インジケーターです。

3本のRCIを使ったトレード手法は有名ですが、3本のRCIを見ていると、どこがシグナルなのか分からなくなってきます。本インジケーターを使用すると、シグナルが矢印で表示されるためエントリーポイントが明確になります。

MT4ではRCIは標準でインストールされていませんが、本インジケーターはRCIのロジックを内蔵しているため、別のRCIをインストールする必要がありません。

Ver 1.05で、短期RCIと中期RCIが同じ方向に向いた時(強気)、短期RCIと中期RCIと長期RCIが同じ方向に向いた時(超強気)でシグナルが出るようになりました。「強気」および「超強気」の使い方の一例は、こちらのページをご覧ください。

下のチャートは、EURUSDの日足チャートに各シグナルを表示しています。

短期RCIが赤色、中期RCIが青色、長期RCIが緑色です。

RCIは全ての時間軸で機能します。

RCIとは

RCIは、順位相関係数と呼ばれ、一定期間における日付の順位と価格の順位を決定し、その相関を±100%の数値として表示する指標です。

RCIの一般的な見方としては、次のようになります。

上昇トレンド:0 〜 +100%
下降トレンド:0 〜 ー100%
売買シグナル:0ラインとのクロス

±100%に近い水準は反転が近いと考えます。±90〜95%からの方向転換をもってトレンドの変化と考えます。

±100%には届かない場合、プラス圏における方向転換は戻しの終了、マイナス圏における方向転換は押しの終了と見ることになります。

次に3本のRCIの見方です。

 3本のRCIでは、2本の移動平均線と同様に短期RCIと中期RCI(長期RCI)のゴールデンクロスを買いサイン、デッドクロスを売りサインと見ます。

ゴールデンクロスはー100%〜 ー50%で起きたゴールデンクロスのみを、デッドクロスはー 100%〜50%で起きたデッドクロスのみをそれぞれ売買シグナルと見ることが一般的です。

機能

インジケーターには、次のような機能があります。

  • 短期RCIが±90%からの方向転換をもってシグナルを発信(戻し/押しの終了の可能性
    ±90%の値はパラメーターで設定できます)
  • 中期RCIが±90%からの方向転換をもってシグナルを発信(トレンド転換の可能性
    パラメーターについては、上記と同様に設定できます。
  • 長期RCIが±90%からの方向転換をもってシグナルを発信(トレンド転換の可能性
    パラメーターについては、上記と同様に設定できます。
  • 短期RCI中期RCIのゴールデンクロスでシグナルを発信(買シグナル
    ゴールデンクロスはー100%〜 ー50%で起きたゴールデンクロスのみとするフィルターを適用できます。
    ー50%の値はパラメーターで設定できます)
  • 短期RCI中期RCIのデッドクロスでシグナルを発信(売シグナル
    デッドクロスは100%〜50%で起きたデッドクロスのみとするフィルターを適用できます。
    50%の値はパラメーターで設定できます)
  • 短期RCI長期RCIのゴールデンクロスでシグナルを発信(買シグナル
    パラメーターとフィルターについては、上記と同様に設定できます。
  • 短期RCI長期RCIのデッドクロスでシグナルを発信(売シグナル
    パラメーターとフィルターについては、上記と同様に設定できます。
  • 中期RCI長期RCIのゴールデンクロスでシグナルを発信(買シグナル
    パラメーターとフィルターについては、上記と同様に設定できます。
  • 中期RCI長期RCIのデッドクロスでシグナルを発信(売シグナル
    パラメーターとフィルターについては、上記と同様に設定できます。
  • 短期RCIがプラス圏における方向転換もってシグナルを発信(戻しの終了
  • 短期RCIがマイナス圏における方向転換をもってシグナルを発信(押しの終了
  • 短期RCIが0ラインとのクロスでシグナルを発信(売買シグナル
  • 中期RCIが0ラインとのクロスでシグナルを発信(売買シグナル
  • 長期RCIが0ラインとのクロスでシグナルを発信(売買シグナル
  • 短期RCIと中期RCIと長期RCIが±85%以上でシグナルを発信(三重天井・三重底
    ±85%の値はパラメーターで設定できます)
  • 中期RCIと長期RCIが±85%以上でシグナルを発信(二重天井・二重底
    パラメーターについては、上記と同様に設定できます。
  • 短期RCIと中期RCIが同じ向きでシグナルを発信(強気
    ー100%〜0%で起きた上向きのみとするフィルターを適用できます。(0%の値はパラメーターで設定できます)
    +100%〜0%で起きた下向きのみとするフィルターを適用できます。(0%の値はパラメーターで設定できます)
  • 短期RCIと中期RCIと長期RCIが同じ向きでシグナルを発信(超強気
    パラメーターとフィルターについては、上記と同様に設定できます。
  • 最新シグナルのみを表示(チャートが矢印でごちゃごちゃになりません)
  • シグナル発信でアラーム音を再生
  • シグナル発信でアラートダイアログを表示
  • シグナル発信でスマートフォンのMT4にプッシュ通知
  • シグナル発信でメールを送信
  • シグナルは、確定足の終値で判定しています

エントリー方法

RCI2本とRCI3本を利用したエントリーの方法を紹介します。

ここで紹介している以外にも、中期RCI(長期RCI)の±90%からの方向転換(トレンド転換)や、中期RCI(長期RCI)のゴールデンクロスまたはデッドクロス、各RCIの0ラインとのクロスなど、インジケーターの機能を活用したエントリーが可能です。

RCIのパラメーターは、期間を9・26・52に設定、それぞれ短期・中期・長期とします。

長期RCIと短期RCIを利用したエントリー

上昇の動きでの押し目買い

長期RCIが上昇を始め、上下に動く短期RCIが長期RCIと同じ方向を示したら押し目買いでエントリーします。

 

下降の動きでの戻り売り

長期RCIが下降を始め、上下に動く短期RCIが長期RCIと同じ方向を示したら戻り売りでエントリーします。

長期RCIでトレンドを見て短期RCIでエントリー

上昇トレンドが本格化すると長期RCIが天井に張りつきます。明確なトレンドが出ている間は、短期RCIが下がっては戻るところを押し目買いでエントリーします。

下降トレンドの場合も同じです。下降トレンドが本格化すると長期RCIが底に張りつきます。明確なトレンドが出ている間は、短期RCIが上がっては戻るところを戻り売りでエントリーします。

「三重天井」「三重底」からのエントリー

三重天井からの押し目買い

上昇トレンドが継続すると長期RCI、中期RCI、短期RCIの3本がいずれも天井に張りつく「三重天井」になります。

三重天井の強い上昇トレンドのなか、短期RCIが下へと動き、その後、上へ戻る動きをしたときに押し目買いエントリーします。

三重底からの戻り売り

下降トレンドが継続すると長期RCI、中期RCI、短期RCIの3本がいずれも底に張りつく「三重底」になります。

三重底の強い下降トレンドのなか、短期RCIが上へと動き、その後、下へ戻る動きをしたときに戻り売りエントリーします。

短期RCIについて

短期RCIは、プラス圏における方向転換、マイナス圏における方向転換でシグナルを発信しますが、中期RCIまたは長期RCIの方向も見て、判断してください。

短期RCIは、中期RCI及び長期RCIと組み合わせて使うのがコツです。

短期RCIは、他のトレンド系インジケーターと併用することもできます。

例えば、日足の一目均衡表が三役好転で強いトレンドが発生している場合に、どこでエントリーしたらいいのか分からない場合があります。そのようなときは、3本のRCIを日足>4時間足>1時間足と順番に時間軸を変更して確認し、短期RCIが押し目をつけた時があればエントリーのチャンスになります。

マルチタイムの活用

日足や4時間足などで、エントリーチャンスを見つけた場合は、短期RCIの押しや戻りを待っていると利幅が少なくなってしまいます。

そのようなときは、時間軸を下げて、日足を4時間足に、4時間足を1時間足に変更して、同じように3本のRCIを見てみます。

その時に、短期RCIが押し目や戻り目であればエントリーのチャンスになります。

上位時間足から確認し、トレンドを見つけたら、時間軸を下げて短期RCIの押し目や戻り目でチャンスを待ちます。

複数通貨ペアを1時間足でモニターしているとチャンスはかなり多いため、スマートフォンMT4通知機能とメール送信機能は非常に役立ちます。

使い方

デフォルトパラメーターのままチャートにセットするだけで使用できます。

パラメーターは沢山ありますが、ほとんどが表示に関するものです。

全てのシグナルの有効/無効や矢印の色や大きさをカスタマイズできるようになっています。

通知とはスマートフォンのMT4に通知する機能になります。

通知とメールを利用する場合は、MT4の「ツール > オプション > 通知機能」及び「ツール > オプション > E-メール」の設定が必要です。設定については、インターネット等で調べてください。本機能はメールサーバー等の個人の環境に依存するためサポート対象外になります。

サブウインドウ上下の矢印が少し隠れてしまうのが気になる場合は、インジケーター設定ダイアログの「全般」タブで上限設定・下限設定を大きくしてください。

RCI3本のラインの色、幅、スタイルについては、インジケーター設定ダイアログの「色の設定」タブで設定してください。(0:短期RCI、1:中期RCI、2:長期RCI)

インジケーター設定ダイアログは、チャート上で「右クリック>表示中のインジケータ>abcFX_RCI3Signal」で開きます。

パラメーター

方向転換の閾値は、+側はその閾値を下抜けるとシグナルになります。ー側はその閾値を上抜けるとシグナルになります。

DC(デッドクロス)の+閾値は、その閾値以上でDCが発生するとシグナルになります。

GC(ゴールデンクロス)のー閾値は、その閾値以下でGC発生が発生するとシグナルになります。

メール件名は、MT4が日本語の送信に対応していないため、文字化けしないように半角のアルファベットで設定してください。

ダウンロード

MT4 RCI3シグナル
最新バージョン:Ver 1.05 (2019年11月16日)
abcFX_RCI3Signal.ex4
GogoJungleからダウンロード
 

■Ver 1.00 (2019年7月16日)
・リリース

■Ver 1.01 (2019年8月9日)
・中期RCIと長期RCIのゴールデンクロスでシグナルを発信機能を追加
・中期RCIと長期RCIのデッドクロスでシグナルを発信機能を追加
・通知及びメールの内容に送信時刻を追加
・通知及びメールの内容のインジケーター名をパラメーターの「メール件名」に変更

■Ver 1.02 (2019年8月13日)
・通知及びメール本文の情報を修正(JPY->JST)

■Ver 1.03 (2019年10月22日)
・短期RCIと中期RCIと長期RCIが閾値以上でシグナルを発信機能を追加
・中期RCIと長期RCIが閾値以上でシグナルを発信機能を追加
・通知の時間軸の文字列「MN1」を「MN」に変更

<追加されたパラメーター>
・短期RCIと中期RCIと長期RCIが閾値以上でシグナル
・短期RCIと中期RCIと長期RCIの+閾値(%)
・短期RCIと中期RCIと長期RCIの-閾値(%)
・短期RCIと中期RCIと長期RCIが閾値以上の矢印の色
・短期RCIと中期RCIと長期RCIが閾値以上の矢印のサイズ
・中期RCIと長期RCIが閾値以上でシグナル
・中期RCIと長期RCIの+閾値(%)
・中期RCIと長期RCIの-閾値(%)
・中期RCIと長期RCIが閾値以上の矢印の色
・中期RCIと長期RCIが閾値以上の矢印のサイズ

■Ver 1.04 (2019年11月10日)
・短期RCIが±90%からの方向転換をもってシグナルを発信

<追加されたパラメーター>
・短期RCIが±閾値からの方向転換でシグナル
・短期RCIの方向転換の+閾値(%)
・短期RCIの方向転換の-閾値(%)
・短期RCIが±閾値からの方向転換の矢印の色
・短期RCIが±閾値からの方向転換の矢印のサイズ

■Ver 1.05 (2019年11月16日)
・短期RCIと中期RCIが同じ方向でシグナル発信機能を追加
・短期RCIと中期RCIと長期が同じ方向でシグナル発信機能を追加

<追加されたパラメーター>
・短期RCIと中期RCIが同じ方向でシグナル
・短期RCIと中期RCIが下向きの+閾値(%)
・短期RCIと中期RCIが上向きの-閾値(%)
・短期RCIと中期RCIが同じ方向の矢印の色
・短期RCIと中期RCIが同じ方向の矢印のサイズ
・短期RCIと中期RCIと長期RCIが同じ方向でシグナル
・短期RCIと中期RCIと長期RCIが下向きの+閾値(%)
・短期RCIと中期RCIと長期RCIが上向きの-閾値(%)
・短期RCIと中期RCIと長期RCIが同じ方向の矢印の色
・短期RCIと中期RCIと長期RCIが同じ方向の矢印のサイズ

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