ダウ理論（2024年1月29日）
ドル円に関するダウ理論を用いた環境認識をお届けします。
このチャート分析が皆様の参考になれば幸いです。
1月29日AMのチャートを掲載しております。クリックすると、チャートは拡大表示されます。
USDJPY 日足
USDJPY 1時間足
ダウ理論を用いたテクニカル分析を行います。ダウ理論は、市場の動きを把握する上で有効なテクニカル分析手法の一つです。さらに、移動平均線などと組み合わせることで、より詳細な市場分析が可能になります。
1時間足のチャートには、1時間足の波動（黄色）と4時間足の波動（紫色）を重ねて表示しています。また、サブウィンドウでは1時間足と4時間足のRCIを重ねて表示しています。
テクニカル分析結果：
現在のレート: 148.31円
日足: 上向きのトレンドで、最新の高値は148.80円です。これは前の高値を更新しています。押し安値は140.24円。移動平均線200期間は144.31で上向き、移動平均線20期間も146.23で上向き。
4時間足: 下向きのトレンドで、安値は146.65円で1回更新されています。戻り高値は148.69円。移動平均線20期間は147.72で下向き。
1時間足: 下向きのトレンドで、安値は146.65円で1回更新されています。戻り高値は148.69円。移動平均線20期間は147.92で上向き。
今後のトレンド展望：
日足では強い上昇トレンドが見られ、中長期的には価格がさらに上昇する可能性が高いです。しかし、4時間足と1時間足では最近安値を更新しており、短期的には市場の変動性や下降圧力があることを示しています。現在のレートがすべての移動平均線の上に位置していることから、中長期的なトレンドは上向きでありながらも、短期的には調整が発生している状態です。
買いエントリーは、日足の上向きトレンドを基に、短期的な調整後に4時間足や1時間足の移動平均線20期間付近、特に147.72円や147.92円付近でのサポートを確認してからのエントリーが有望です。
売りエントリーは、短期的な下向きトレンドを利用する場合、148.69円（4時間足と1時間足の戻り高値）付近での抵抗を確認してからのエントリーを考慮することもできますが、中長期トレンドが上向きであるため、この戦略は高リスクです。
買いポジションの場合、 利益確定ポイントは日足の高値148.80円付近、または4時間足と1時間足の高値148.69円付近を目標にします。
売りポジションの場合、短期売りは推奨されませんが、エントリーを行う場合、利益確定ポイントは4時間足と1時間足の安値146.65円付近を目標にします。
「ダウ理論トレンドモニター」を利用することで、市場の動向をより正確にキャッチすることができます。このツールを活用してMTF（マルチタイムフレーム）で的確なトレード判断が可能になります。
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