サイクル理論(2024年3月2日)

ドル円に関するサイクル理論を用いた環境認識をお届けします。

このチャート分析が皆様の参考になれば幸いです。

週末の終値を示すチャートを掲載しております。クリックすると、チャートは拡大表示されます。

USDJPY 4時間足

ドル円の4時間足を基に、サイクル理論を用いてテクニカル分析を行います。サイクル理論は、市場の動きが繰り返される周期を持つと考えるものです。これにより、将来的な動きの予測が可能となります。

前のサイクルの分析:

起点のボトム: 2月1日、145.89円
トップ: 2月13日の50本目、150.88円
終点のボトム: 2月15日の60本目、149.52円
前のサイクルはライトトランスメーションであり、サイクルの後半にトップが形成されたことが特徴です。

現在のサイクル:

起点のボトム: 2月15日、149.52円
暫定トップ: 2月28日の56本目、150.84円
暫定ボトム: 2月29日の62本目、149.20円
現在のレート: 3月1日の69本目、150.09円
現在のサイクルはライトトランスメーションであり、サイクルの後半にトップが形成されたことが特徴です。

短期的展望:

現在のレートが2月28日の56本目で記録された暫定トップ(150.84円)に近いため、短期的にはこのレベルを超えることができるかどうかが注目されます。150.84円を超えることができれば、さらなる上昇が期待できますが、超えられない場合は、価格が一時的に下降するか、あるいは横ばいの動きに入る可能性があります。
149.20円の暫定ボトムは短期的なサポートレベルとして機能し、このレベルを保持できれば短期的な上昇トレンドが継続する可能性があります。

中長期的展望:

連続したライトトランスメーションパターンは、市場が後半に強さを示していることを示し、中長期的には強気の市場状態が続く可能性があります。市場が継続して新高値を更新する力は、長期的な上昇トレンドの継続を示唆しています。

現在のサイクルの62本目の暫定ボトムと新たなサイクルの起点:

2月29日の62本目で記録された149.20円の暫定ボトムからの反発は、市場が引き続き上昇トレンドを維持していることを示しています。この暫定ボトムが新たなサイクルの起点として機能する可能性があり、市場がこのレベルを支持点としてさらなる上昇を試みることが期待されます。

まとめ:

ドル円は短期的にも中長期的にも上昇傾向を維持する見込みです。連続したライトトランスメーションパターンは市場の強気傾向を支持しています。

このような分析を簡単に行えるのが「サイクル理論ローソク足カウンター」の魅力です。正確でタイムリーな環境認識を手助けしてくれるこのツールは、トレーダーの皆さんには欠かせないアイテムとなること間違いなしです。

サイクル理論の詳しい説明は、こちらのページをご参照ください。

サイクル理論ローソク足カウンター

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