ダウ理論(2023年4月16日)

ダウ理論は、相場の動きを捉える上で有効なテクニカル分析手法の一つです。今回は、ドル円相場において1時間足、4時間足、日足が上目線で揃った状況について、ダウ理論を用いて分析してみます。

チャート分析のお役に立ちましたら幸いです。

先週末NY終値(4月14日)のチャートです。チャートはクリックで拡大します。

USDJPY 日足

USDJPY 4時間足

USDJPY 1時間足

現在、ドル円相場では日足が上目線である中で、4時間足が上昇トレンドにあり、1時間足が下目線から上目線に転換しました。このことから、強い上昇圧力が発生していると判断できます。

RCIを見ても、日足の短期RCIと中期RCIが上向き、4時間足は3本のRCIが上向きであることから、中長期的に上昇圧力が継続していることを示しています。

1時間足では、戻り高値133.39を上抜けて上目線に転換しました。現在、価格は戻り高値よりも上にありますが、この状況でのエントリーはリスクが伴うため、プルバックでの押し目を待つ戦略が効果的です。

1時間足の短期RCIは、下向きに転換しているため、押し目の形成を期待できそうです。

プルバック待ちのエントリー戦略では、サポートレベルは20期間の移動平均線132.95とフィボナッチの50%の132.99が重なる133.0あたりとします。次に、価格がそのサポートレベル付近まで下落し、押し目を形成したと判断できるタイミングで、買いポジションを狙います。

ストップロスは、押し安値(132.16)より下に置きます。
利確は、押し値形成中に、新たに形成される高値の下に置きます。

ダウ理論トレンドモニター
ダウ理論線形回帰チャネル
ダウ理論目線シグナル Pro
ダウ理論目線シグナル
ダウ理論トレンドライン
ダウ理論フィボナッチリトレースメント

RCI3シグナル

MA MTF

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