ダウ理論(2024年3月16日)

ドル円に関するダウ理論を用いた環境認識をお届けします。

このチャート分析が皆様の参考になれば幸いです。

週末の終値を示すチャートを掲載しております。クリックすると、チャートは拡大表示されます。

USDJPY 日足

USDJPY 1時間足

ダウ理論を用いたテクニカル分析を行います。ダウ理論は、市場の動きを把握する上で有効なテクニカル分析手法の一つです。さらに、移動平均線などと組み合わせることで、より詳細な市場分析が可能になります。

1時間足のチャートには、1時間足の波動(黄色)と4時間足の波動(紫色)を重ねて表示しています。また、サブウィンドウでは1時間足と4時間足のRCIを重ねて表示しています。

テクニカル分析結果:

現在のレート: 149.01円

日足: 強い上昇トレンドを示しており、高値が150.88円で連続2回更新されています。押し安値は145.89円。移動平均線200期間は146.36で上向き、しかし、移動平均線20期間は149.41で下向きです。

4時間足: 下向きのトレンドで安値が146.47円で1回更新されました。戻り高値は150.56円。移動平均線20期間は148.08で上向きです。

1時間足: 強い上向きのトレンドで、高値が149.16円で連続6回更新されています。押し安値は148.02円。移動平均線20期間は148.73で上向きです。

今後のトレンド展望:

日足で確認される強い上昇トレンドと1時間足の継続的な高値更新は、中長期的に強気であることを示唆しています。しかし、日足の移動平均線20期間が下向きであり、4時間足で安値が更新されていることから、短期的には市場に一定の調整圧力が存在します。来週の日銀会合とFOMCは市場のボラティリティを高め、これらのイベントを通じて新たなトレンドの方向性が定まる可能性があります。

エントリーポイント:

買いエントリー: 日足の強い上昇トレンドを背景に、1時間足の押し安値148.02円近辺や、1時間足の移動平均線20期間148.72円付近でのサポートレベルを確認した後、反転の兆しが見えた場合にエントリーを考えます。
売りエントリー: 短期的な調整圧力を考慮し、150.56円(4時間足の戻り高値)近辺での抵抗を確認し、下降のサインが見えた場合に限り考慮します。ただし、この戦略は中長期的なトレンドに逆らうためリスクが伴います。

エグジットポイント:

買いポジション: 利益確定ポイントは150.88円(日足の高値)近辺、損切りポイントは148.02円(1時間足の押し安値)を下回るレベルに設定します。
売りポジション: 利益確定ポイントは148.02円(1時間足の押し安値)付近、損切りポイントは149.16円(1時間足の高値)を超えるレベルに設定します。

ダウ理論トレンドモニター」を利用することで、市場の動向をより正確にキャッチすることができます。このツールを活用してMTF(マルチタイムフレーム)で的確なトレード判断が可能になります。

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